国会質疑

2009年11月19日 衆議院議員運営委員長解任決議案に対する反対討論

平成21年11月19日
於:衆議院本会議場

衆議院議員運営委員長解任決議案に対する反対討論

 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました議院運営委員長松本剛明君解任決議案について、反対の立場で討論をいたします。 (拍手)
 初めに、松本剛明議院運営委員長は、人格的にも高潔、謙虚であり、その職務に対する高い見識は議会運営に遺憾なく発揮され、就任以来、一党一派に偏らず、議会運営に対して強い責任感を持って臨み、常に中立公正な立場で、誠心誠意職務を全うされております。その松本剛明議院運営委員長に対し解任決議案を提出するという暴挙に出た自由民主党の諸君に対し、強く抗議するものであります。
 我々は、さきの総選挙におきまして、308という多くの議席をちょうだいしました。だからこそ、数におごることなく、円満な議会運営を旨として、ひたすら辛抱強く与野党の話し合いを重ねてまいりました。
 この間、臨時会が開かれて23日間にして、議院運営委負会理事会が延べ11日、休日を除けば、17日間のうち11日間にわたって開かれております。ちなみに、自民党政権下の臨時会、例えば第146国会におきましては、48日間のうち18日間となっており、自民党政権に比べていかに松本委員長が慎重に議会運営をされているか、おわかりいただけると思います。
 しかし、自民党の諸君は、残念ながら、政権交代という現実を受け入れることができないのか、国民生活はそっちのけで、審議引き延ばしという旧来型の国対戦術に血道を上げるばかりであります。さすがに立党以来半世紀を超えるだけあって、その手練手管にはさすがと思わせるものがあります。しかし、国民が期待しているのは、与野党の駆け引きに明け暮れる国会ではなく、真の政策論争としての国会であります。
 言うまでもなく、今国会には、インフルエンザ対策や中小企業の貸し渋り・貸しはがし対策など、国民生活にとつて極めて重要な法案が提出されています。国民の生命と財産を守るためにも、我々には一刻も早く政策を実行に移し、国民の負託にこたえる使命があります。
 自民党の皆さん、今からでも遅くはありません。審議引き延ばしという旧来型の国対戦術に血道を上げるという愚かな行為はやめ、政策論争で勝負しようじゃありませんか。
 ここで国会が変わらなければ、日本の政治を変えてほしいという国民の期待を裏切ることにしかなりません」
 以上を申し述べまして、私の反対討論とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)